日本酒のつけ方|湯煎レンジ熱燗機のメリットデメリット

日本酒をつける際に必要な道具やつけかたによるメリット&デメリットとは?

日本酒をつける際、いったいどのような道具が必要になるのかご存知ですか。
「え!徳利とお鍋だけでいいんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実は徳利とお鍋以外にも用意しておくと便利なお燗グッズもございます。

さらに、日本酒をつける方法には、燗どうこ(湯煎)・電子レンジ・酒燗器など様々な方法があり、どの方法にもメリットとデメリットがあるので、ご自身に合った燗酒の作り方を見つける必要があります。

そこで、今回は日本酒をつける際に必要となる道具や便利グッズ、それぞれのつけ方のメリット・デメリットをご紹介します。

日本酒をつける際に必要な道具やグッズとは?

日本酒をつける際、徳利やお鍋は必ず必要になるのですが、それ以外にも用意しておくとたいへん便利な道具やグッズがございます。

まず、お燗の温度を計測するための「酒温計」は冷酒の温度を計測することができるため、1つは購入しておくと便利なグッズです。
日本酒は、たった5℃の違いで香りや味わいに大きな変化が生じるとても繊細なお酒ですので、そのお酒に合った温度を調べたり、自分好みの酒温を見つけることができるのでたいへん重宝します。

卓上タイプのミニかんすけ・匠は、日本酒を温めるために用いる銅や真鍮、錫などで作られた銚釐(ちろり)とお湯を入れるための陶器に木枠がセットになった卓上タイプの燗付器は、熱伝導率に優れた錫を用いることで日本酒がまろやかな味わいを持つ燗酒になり、40℃という微妙な温度のぬる燗もつけることができるため、日本酒の温度にこだわりのある方にはオススメの道具です。

電子レンジで燗酒を作る場合は、電子レンジ燗付け器があると便利です。

燗酒は電子レンジで作るのはあまりオススメされておりません。その理由は、徳利の独特なかたちにあります。徳利は上部が細く、下部がふっくらと太いかたちのため、電子レンジで温めると日本酒の温度に差が生じてしまいます。
ですが、鍋を用意して日本酒をつけるのは面倒だという方もいらっしゃるかと思います。
そんな方には電子レンジ燗付け器があるといつでも好きなタイミングで燗酒を楽しむことができます。
電子レンジ燗付け器の中でも特にオススメなのが備前焼で作られた片口タイプはいかがでしょうか。この燗付け器に日本酒を注ぎ、セットのお猪口を被せて電子レンジに掛ければ完了です。500wの電子レンジならば常温(冷や)の日本酒を注いで、30秒ほどでぬる燗、40秒で上燗を作ることができます。
ですが、日本酒の温度や気候によって温め時間が異なりますので、10秒単位で温かさを確認して温めてゆくのがポイントです。

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