今代司酒造五感で楽しむ聴き酒神楽醸奏とは

お酒を愉しむときは、五感のうち視覚・嗅覚・味覚の3つの感覚を駆使して味わうのが通の楽しみ方ですが、新潟県新潟市にある老舗酒蔵「今代司酒造」では、なんと視覚・嗅覚・味覚だけではなく、聴覚も使って楽しめる「聴き酒 神楽 醸奏」という非常に珍しいお酒を醸しています。

お酒造りの際に音楽を流している酒蔵はありますが、聴覚を使ってお酒を嗜むことができる日本酒は聞いたことありませんよね。

そこで、今回は今代司酒造が醸す“耳”でも味わえる日本酒「聴き酒 神楽 醸奏」をご紹介します。

聴き酒 神楽 醸奏

新しいジャンルの「聴き酒 神楽 醸奏」は、蔵人が醸したお酒をアーティストさん自身が利き、そのとき感じた香りや味わい、質感などを「楽曲」にして表現してもらった日本酒で

「どういうこと?」と疑問に思われた方も大勢いらっしゃると思います。

簡単にご説明しますと、この「聴き酒 神楽 醸奏」というお酒は、利き酒を行ったアーティストさんがお酒のために奏でた音色を、これからお酒を嗜もうとお考えの方やこのお酒に興味を持った方が聴くことで、そのお酒が持つ香りや味わいを確かめることができるというものです。

日本酒×音楽の融合は、身体だけではなく心にも染み入る清酒として、じわじわと注目を集めています。

「聴き酒 神楽 醸奏」のスペックですが、お酒の香り・味わい・質感などを飲み手自身に感じ取ってもらうため、公式サイトにもラベルにも詳しい情報は記載していません。

また、今代司酒造の酒蔵見学でもこのお酒の試飲は一切していません。なぜなら、このお酒の試飲方法は、このお酒のために奏でられた音色を聴くことが試飲となるからです

今回「聴き酒 神楽 醸奏 (2016年バーション)」の音色を奏でてくださったのは、2002年より様々なアーティストさんと共に多岐にわたるキャリアを経て「新しい日本の音楽」を創作するため京都府へと移住された渥美幸裕さんです。

現在、youtubeで彼の奏でた音色がアップロードされておりますので、是非この機会に“聴き酒”を愉しんでみてはいかがでしょうか。

今回は今代司酒造の全く新しいジャンルの日本酒「聴き酒 神楽 醸奏」についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

この機会に舌に馴染ませて行う「利き酒」と聴覚を使って行う「聴き酒」を心ゆくまで堪能してみてはいかがでしょうか。

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