新潟のオススメ日本酒銘柄|株式会社マスカガミの銘柄まとめ

定番酒から淡麗で旨みのある高品質な日本酒造りに取り組みながらも、「甕覗 (かめのぞき)」をはじめとする遊び心満載なユニークな酒造りも行っている「株式会社マスカガミ」では、代表銘柄「萬寿鏡」の他にも個性的な銘柄がたくさんあります。

特に「甕覗」は、株式会社マスカガミでしか購入することができない非常に珍しいお酒であり、日本酒愛好家や地酒ファンからは高い評価を得ています。

そこで、今回は株式会社マスカガミで醸されているオススメの銘柄をまとめてみましたのでご紹介します。

甕覗 (かめのぞき)

骨董好きの4代目・中野惣太郎氏がとある酒宴で甕壷に酒を入れて御客人に振る舞ったことで誕生した「甕覗 (かめのぞき)」は、発売から30年近くなる現在でも全国各地にファンがおり、お中元やお歳暮などの贈答品としてたいへん人気があります。

「甕覗」という名前は、藍染めの淡い青色のことを指す言葉が由来だと言われています。

藍染めは藍甕に何度も浸けることで徐々に濃い藍色へと変化してゆくのですが、「甕覗」は白い布を僅かに浸し、甕をほんの少し覗いただけという意味が込められています。

そのため、「甕覗」に用いられている甕のほとんどが淡い青色をしています。

株式会社マスカガミで醸されている「甕覗」に用いられる甕の多くが、岐阜県多治見市のものなのだそうです。

甕に熱い酒を入れて、ラップをして1度膨張させ、冷えてくるとぼっこりとラップがへこむため、密閉性が高くなり、さらに二重にラップをしてあるため、逆さまにしても溢れることはありません。

セットになっている柄杓は、竹の柄杓をそのまま形成できる業者さんにお願いしており、丁度良い角度の曲がり具合を再現した樹脂製ですので、何度でも使うことができます。

また、今年から詰め替え用として使用することができる瓶詰「黒瓶 甕覗」が発売されましたので、自宅に甕覗の甕と柄杓があれば、いつでも気軽に酒宴を開くことができるようになりました。

現在、「甕覗」はロングベストセラーとなっている「甕覗」をはじめ、ガラス甕に日本酒が詰められた「甕爽々」や大吟醸を美濃焼喜山釜の甕に詰めた「甕宝来」、梅の実を株式会社マスカガミの代表銘柄「萬寿鏡」で漬け込んだ「甕香梅」などがございますので、この機会に大切な方へ「甕覗」を贈ってみてはいかがでしょうか。

萬寿鏡 J55 Yamahai

株式会社マスカガミで人気急上昇中の「萬寿鏡 F40」と「萬寿鏡 F60」に続く萬寿鏡アルファベットラインの新作「萬寿鏡 J55 Yamahai」は、毎年9月と10月に発売される日本酒です。

山廃仕込みの純米吟醸酒であり、乳酸菌によって乳酸が生成される伝統的な山廃仕込みによって醸されているため、通常よりも時間をかけてゆっくりと仕上がってゆくので、「F40」や「F60」とは異なる豊かな酸味と風味を持つ清酒となっています。

「萬寿鏡 J55 Yamahai」は、株式会社マスカガミにとっては、今までにない挑戦であり、複雑な味わいのなかに新潟県らしいしつこさや嫌味の無い清々しさを感じさせる山廃純米となっています。

また、「萬寿鏡 J55」には「萬寿鏡J55 Yamahai」の他に吟醸仕込み専用の「1801酵母」を用いて現代主流の速醸仕込みで造られた「萬寿鏡 J55  Sokujo」があります。

こちらは「萬寿鏡 J55  Yamahai」とは異なり、爽快感溢れる爽やかな味わいが楽しめる純米吟醸酒となっています。

四季の酒

季節を感じながら日本酒を嗜みたいという方も大勢いらっしゃると思います。

そんなあなたにオススメなのが、株式会社マスカガミの季節限定酒です。

では、季節ごとにオススメの日本酒をご紹介します。

春の陽に

毎年3月から5月にかけて期間限定で販売される純米吟醸じぶんどき「春の陽に」は、「純米吟醸 じぶんどき」の搾りたて原酒を豊かな風味をそのまま瓶詰したフレッシュな1本です。

ふわりと薫る新鮮な吟醸香と舌先に感じる発泡ガスの優しい刺激がクセになる1本です。

淡い桃色の瓶と愛らしいラベルが女性を中心に人気を集めており、お花見シーズンには欠かせない日本酒となっています。

夏の夕

「吟醸 じぶんどき」の新酒を冷却タンクで生のまま貯蔵し、時期を待ってから瓶詰し、その後で瓶殺菌が行われる吟醸じぶんどき「夏の夕」生貯蔵原酒は、毎年6月から8月の期間限定で販売されます。

涼やかな淡い青色のボトルと三日月が描かれた美しいラベルは、お盆の手土産にもピッタリですし、夜空に咲く大輪の花を眺めながら夫婦やカップルで晩酌を楽しむのにも最適です。

秋の宵

「純米吟醸 じぶんどき」が夏を越えて、風味が穏やかになった頃に原酒を瓶詰し、殺菌を行って出荷される純米吟醸じぶんどき「秋の宵」原酒は、毎年9月から11月に期間限定で販売される季節酒です。

色付いた山々のような落ち着いた山吹色のボトルに銀杏がデザインされたラベルが魅力的な「秋の宵」は、十五夜・十三夜・十夜を眺めながら頂きたいお酒と言われています。

冬の夜

「吟醸 じぶんどき」が秋を越え、風味がまろやかになった頃に原酒を瓶詰し、殺菌を行ってから出荷される吟醸じぶんどき「冬の夜」原酒は、毎年12月から翌年2月の期間限定で販売される日本酒です。

雪のような淡い白色のボトルにひらひらと舞う雪の結晶が描かれたラベルがとても魅力的な「雪の夜」は、窓から見えるこんこんの雪を眺めながら雪見酒を楽しんだり、年末年始に帰省される際の手土産にオススメです。

今回は株式会社マスカガミで醸されているオススメの銘柄をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

他にも特別純米酒「一年寝太郎」や「三年寝太郎」、贈り物にオススメの「Taro&Hanako」、大吟醸「しずく」や「蔵之主」などもオススメですので、この機会に株式会社マスカガミの日本酒を1本購入してみてはいかがでしょうか

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