毎年5月1日は「鯉の日」です。
日本では古くから鯉料理を食べる風習があったのですが、時代の流れと共にその風習は薄れてゆくのを恐れ、全国養鯉振興協議会によって、鯉の更なる消費拡大を図る目的で制定された記念日です。
この独特な記念日にちなみ、新潟県新潟市にある1767年創業の老舗蔵元「今代司酒造株式会社」では、デザイナーの小玉 文さんにボトルのデザインを頼み、「生きた宝石」と呼ばれる「錦鯉」をモチーフとしたとても美しい日本酒「錦鯉 NISHIKIGOI」が誕生しました。
今回は今代司酒造株式会社で最も人気の高い「錦鯉 NISHIKIGOI」の魅力についてご紹介します。
錦鯉 NISHIKIGOIの紹介
むかし日本酒が瓶ではなく樽で出荷されていたころ、お米は大変貴重な食べ物であり、そのお米を原材料として造られている日本酒はもっと貴重なものとされていました。
そのため、当時は少しでも日本酒を多く売りたいという酒蔵たちが酒屋に売るとき、水で薄めて出荷し、酒屋も消費者に売る際、さらに水で薄めていたと言います。
この金魚が泳げるほどに水で薄められた日本酒は、揶揄を込めて「金魚酒」と呼ばれるようになったそうです。
しかし、日本酒が水で薄められるような時代のなかでも今代司酒造では日本酒を水で薄めるようなことはせず、お酒を出荷していたため、酒屋さんたちからはたいへん喜ばれたというお話が残っています。
今代司は「金魚酒」ならず、威風堂々たる「錦鯉」
この「錦鯉 NISHIKIGOI」は今代司酒造株式会社の在り方を体現するかのような日本酒と言えるでしょう。
錦鯉 NISHIKIGOIの魅力「ボトルデザイン」
「錦鯉 NISHIKIGOI」のボトルデザインを任されたデザイナー・小玉 文さんは、今代司酒造株式会社から「酒蔵を、そして日本を代表するような印象的なデザインの日本酒を造ろう」というコンセプトを聞き、日本で最も有名な鑑賞魚の錦鯉を選択したそうです。
この純白の瓶に施されている赤い模様は、日本国内でもごく限られた印刷会社しかできない非常に難易度の高い加工技術であり、この印刷を成功させるまでに数多くの失敗を重ねたと小玉さんは仰っています。
また、瓶のくびれた部分を含む広い面積には直接印刷するために印刷転写シートを3分割して1つ1つ手作業で張り付け、釜で焼いているという多大な手間暇が掛かっているそうです。
錦鯉 NISHIKIGOIの魅力「香りと味わい」
「錦鯉 NISHIKIGOI」の魅力はボトルデザインだけではありません。
「生きた宝石」と呼ばれる日本を代表する観賞魚「錦鯉」のように華やかで清らかさのなかに堂々とした味わいが感じられるこのお酒は、考えて酒を飲むようになってしまった現代人へのアンチテーゼとして酒のスペックを非公開としています。
そのため、どんな酒造好適米が使われており、どのくらいお米が磨かれているのか、酵母の種類や仕込み水の除法などが一切分からず、五感を使って堪能できる日本酒となっています。
今代司酒造株式会社の醸す「錦鯉 NISHIKIGOI」を飲んだ方々は、
香りも味わいも最高品質で存在感もあるたいへん稀少な錦鯉を父にプレゼントしたら、たいへん喜んでくれました。今では自ら通販で購入するほとです。
パッケージに一目惚れして即購入!お酒もたいへん飲みやすくて今どきのお酒らしい高品質な日本酒でした。
贈答品として実家や友人へ贈ったら、「こんなにおいしい日本酒を飲んだのは久しぶり」とたいへん喜んでくれました。後日、友人宅を訪れた際、インテリアとしてボトルが飾られていてとっても嬉しかったです。
など、ボトルのデザイン性だけではなく、瓶に詰められているお酒の香りや味わいもたいへん評判が良く、1度飲んだら高確率でリピーターとなってしまうほどです。
今回は今代司酒造株式会社にて醸されている世界から注目を集めている「錦鯉 NISHIKIGOI」についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
ハイスペックな酒を飲んでみたい方、五感を使って清酒を堪能したい方は、この機会に是非1本「錦鯉 NISHIKIGOI」を購入してみてはいかがでしょうか。