1年の始まりであるお正月には、やっぱりしぼりたての新酒がオススメです。
酒蔵で産声をあげたばかりの絶品しぼりたて清酒は、弾けるような軽快で清新な味わいとほんのりと甘い春の香りが楽しめるので、お祝いの席にピッタリです!
では、お正月にオススメの縁起が良いしぼりたての日本酒を2つご紹介したいと思います。
お正月にオススメの新酒
心地良い酸味と甘やかな香りが印象的な「真澄 純米あらしぼり」
長野県諏訪市にある宮坂醸造では、清新でエレガントな香りを持つ新酒「真澄 純米あらしぼり」がお正月に飲みたいお酒として日本酒ファンの間で話題となっています。
7号酵母仕込みの純米酒らしい甘めの香りとキリッと引き締まった味わいが特徴です。冬の味覚との相性が良く、新酒らしいフレッシュな旨味が広まり、心地良い酸味とのバランスも絶妙です。ボリューミーなのに澄んだ爽快な味わいが楽しめるので、日本酒初心者の方でもスッと飲むことができます。
真澄 純米あらしぼりは、チーズや酒粕などの発酵食品との相性が最も良いと言われておりますが、おせち料理のようなコッテリとした味付けのお料理にも良く合います。
清々しいフレッシュな香りとふっくらとした味わいが堪らない「千代寿 特別純米生原酒しぼりたて」
千代寿虎屋は、山形県中部にある霊峰月山から流れる清流・寒河江川のある寒河江市に蔵元があります。
「千代寿 特別純米生原酒」は、かつて蔵人しか味わうことができなかった幻の日本酒であり、季節限定酒となっています。
低温でじわじわと発酵させて造られているので、透明感のあるキリリと引き締まった香りと穢れの無い清新な味わい、そして、お米本来のふっくらとした旨味が楽しめる日本酒となっており、冬の味覚との相性も抜群です。
千代寿 特別純米生原酒は、果実のようなジューシーな含み香と濃醇な旨味そして酸味を持っているので、日本酒初心者の方には、ちょっぴり抵抗がある味わいかもしれませんが、コストパフォーマンスも良く、後味が好印象なので、柔和でスッキリとした味わいの日本酒を飲みたいという方にオススメです。
今回はお正月にオススメの縁起の良い日本酒「しぼりたて」をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
しぼりたては、秋頃から仕込み始めた早造りの日本酒であり、蔵元も手探りの状態となっています。本年度の新酒は例年にない個性溢れる素晴らしい日本酒が誕生したため、年明けに販売される新酒の販売を心待ちにする日本酒愛好家も大勢いらっしゃいました。
まだまだ年が明けたばかりですが、来年度の新酒の出来栄えが気になって仕方のないという方もおられるかと思います。
新酒を味わったことの無い方は、来年のお正月は縁起の良いしぼりたての日本酒を購入し、おせち料理を肴に家族や親戚と共に楽しいひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。