お花見にオススメの日本「個性溢れるオシャレな五寸瓶」
お花見に持って行くとたいへん喜ばれるお酒といえば、日本酒ですが、今回は単なる日本酒ではなく、今話題の個性溢れるオシャレな五寸瓶をご紹介したいと思います。
お洒落さが際立つオススメの五寸瓶
華鳩 しおり
華鳩 しおりは、広島県にある榎酒造にて醸造が行われており、平安貴族たちが愛し、記紀神話に登場する八岐大蛇を酔わせたと言われる心地良く濃密な甘さと子は琥珀色に煌めく贅沢な清酒「貴醸酒」です。
貴醸酒は、日本古来より伝わる酒で酒を仕込むという伝統製法にて作られており、榎酒造はこの技術を見事復活させ、じっくりと何年もの時間をかけて熟成させて造られているため、まろらかで艶やかな深みと絶妙な複雑さ、そして、濃厚で優雅なビター感のある甘みを贅沢に感じることができる至極の味わいを持つ清酒となっています。
華鳩 しおりは、8年かけて熟成された貴醸酒をベースに、さらに熟成された古い貴醸酒をブレンドしているため、香ばしいナッツ類やほろ苦いカラメルなどを彷彿とさせる熟成香がふわりと立ちのぼります。
トロリとしたふくよかな甘みと芳醇で複雑な味わい、そしてほのかに感じられるほろ苦さが後味をキュッと引き締めてくれるので、日本酒通の方にもオススメです。
達磨正宗 十年古酒
天保6年創業の老舗酒造「白木恒助商店」は、日本一、いや世界一おいしい古酒を造っている蔵元として有名です。
なかでも「達磨正宗 十年古酒」は、JALの国際線ファーストクラスの機内サービスドリンクとして搭載されていた過去があり、さらにAll Aboutにて「日本酒長期熟成古酒部門」では、見事第1位を獲得するなど、国内外から大注目の日本酒古酒となっています。
達磨正宗 十年古酒は、今まで国内産の日本晴を使用していたのですが、最近は麹米に地元岐阜県産の酒造好適米「ひだほまれ」と富山県産の「雄山錦」を使用しており、古酒専用としてお酒を仕込んでいます。
また、達磨正宗の古酒は常温熟成で行われており、熟成される日本酒は土蔵にて夏は26度前後、冬は最低4度ほどの温度でじっくり熟成させてゆきます。
十年以上熟成された日本酒は、瓶に詰められた後、常温貯蔵されるのですが、気温の高くなる夏場はコンテナごと井戸水に浸して温度が上がらないように細心の注意を払って作業を行っているそうです。
手間暇かけて作られる達磨正宗 十年古酒は、トパーズのように美しく、ジューシーでふくよかな甘みを持つドライフルーツのような香りが感じられたかと思うと、スパイシーな香りが後からやってきます。とてもボリューミーで後半の甘みのバランスが良く、最後まで飽きずに飲むことができます。
達磨正宗 十年古酒は常温やぬる燗で嗜むのがオススメですので、ちょっぴり肌寒いくらいのお花見シーズンにはもってこいのお酒です。
また、白木恒助商店では、古酒初心者の方にオススメの「達磨正宗飲み比べお試しセット」も販売されておりますので、お花見会場へ持って行き、みんなで3年・5年・10年・20年ものを飲み比べるのも面白いかもしれませんね。
今回は個性溢れるオシャレな五寸瓶をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。お花見は老若男女問わず誰でも参加することができる日本伝統の春の行事です。
お花見参加者が心の底から楽しめるよう、スイーツのような貴醸酒や年配者にオススメの古酒を持って行き、愉しい時間を共有できるようにみんなで協力してゆきましょう。