お月見にオススメ梅乃宿酒造株式会社「月兎」

幼い頃、中秋の名月を眺めながら、お父さんやお母さんに「お月様にはウサギさんが住んでいる」と言われたことはありませんか。
これは満月の別称である「望月 (もちづき)」に由来すると言われておりますが、中国では「ウサギが搗いているのは不老長寿の仙薬である」と伝えられています。
また、月にウサギが住んでいるという伝承にまつわる伝説も残っており、中国では「玉兎 (ぎょくと)」や「月兎 (げっと)」などと呼ばれ、今もなお受け継がれています。

さらに、文様の世界では波とウサギを組み合わせた「波兎 (なみうさぎ)文様」と呼び、能楽の歌謡「竹生島」に「月海上に浮かんでは、兎も波を走るか」という句があります。これは、波間に浮かぶお月様と月に住むと言われるウサギを連想したものではないかと言われています。
また、繁殖力の高いウサギは豊穣と生命力のシンボルとされ、遣唐使たちによって大陸から伝わった仏教と共に日本へ伝わった月の兎は、法隆寺御物の曼荼羅の中に波兎文様が見られます。

さて、そんな月とウサギをコンセプトに誕生した日本酒があります。
それは、梅乃宿酒造株式会社の「月うさぎ」というスパークリング清酒です。

今回は月の兎伝説と共に、お月見にオススメの日本酒「月うさぎ」をご紹介したいと思います。

月の兎伝説とは

月にウサギが住んでいるという伝承にまつわる伝説をひとつご紹介しましょう。

月の兎伝説

むかしむかし、あるところにお猿さん・狐さん・兎さんの3匹が山の中で力尽きて倒れているみすぼらしい老人に出会いました。
3匹は、倒れている老人を助けようと考え、それぞれ食べ物を取りに行きました。
木登りが得意だったお猿さんは木の実を集め、漁が得意だった狐さんは川でお魚を獲り、老人に与えたのです。
しかし、兎さんだけは、どんなに頑張っても食べ物を集めることができず、自身の非力さを嘆き、どうしても老人のために何かしたいと思い、お猿さんと狐さんに頼んで、火を焚いてもらったのです。
そして、兎さんは2匹が焚いてくれた火の中に飛び込んでしまったのです。
その様子を見た老人は、帝釈天として正体を現し、捨て身の慈悲行を後世まで伝えるため、兎さんを月へと昇らせたのです。

これがお月様にウサギが住んでいるという伝承となり、今もなお語り継がれているのです。

ウサギさんの優しさを感じさせてくれるスパークリング清酒「月うさぎ」

奈良県葛城市にある1893年創業の老舗蔵元「梅乃宿酒造株式会社」では、心地良い余韻が感じられる定番酒から時代に合わせた酒造りによって生まれる個性溢れる純米三酒などが有名ですが、中秋の名月を眺めながら嗜みたいお酒として女性から高い支持を得ているお酒があります。
その名も「月うさぎ」です。

月うさぎは、うすにごりの微発泡酒であり、アルコール度数は6%と低く、瓶内二次発酵で生じる炭酸ガスの持続力とふんわりと薫る優しいお米の香り、そして、しっかりとした堅実な味わいが楽しめるスパークリング清酒です。
和食はもちろんのこと、フレンチ・イタリアン・中華など和洋折衷どのようなお料理とも相性が良いので、お月見に家族や恋人、友人と賑やかに過ごしたいという方にオススメです。

月うさぎには、ロゼ色をした美しいブルーベリー味とジューシーで優しい甘みを持つピーチ味の3種類ありますので、お好みのテイストを購入することができます。
また、6月1日から8月末日の期間中、月うさぎ ナチュラルを購入されると、夏季限定の花火ラベルの月うさぎが届きますので、お月見の前に、月うさぎがどのようなお酒なのかを味わってみてはいかがでしょうか。

今回はお月見にオススメの日本酒「月うさぎ」をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
お月様にウサギが住んでいるという理由を知ることで、梅乃宿酒造で販売されている「月うさぎ」の印象も大きく変わったのではないでしょうか。
是非、今年は十五夜を眺めながら、家族や恋人、友人たちと夜空に浮かぶ月を眺め、ウサギたちに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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