オススメ夏酒|麒麟山ブルーボトル

新潟県東蒲原郡阿賀町津川地区では、毎年5月3日に狐の嫁入り行列が開催されており、このお祭りを観に行かれたという方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

この地は明治19年に会津若松県より新潟県へと編入された地であり、当時は大河・阿賀野川を中心に東蒲原郡の行政や経済が発展していました。しかし、陸上輸送の発展に伴い、徐々に港としての役割が失われてしまったそうです。
また、この地は古来より“狐火”がよく見られることで知られており、当時は「暗夜、山野に浮かぶ狐火は麒麟山に住みついていた狐が嫁入りするときの提灯の灯りだ」と言われていたそうで、狐火が現れた年は豊作で縁起が良いとされたそうです。

そんな狐火伝説の残る新潟県東蒲浦郡阿賀町津川には、1843年創業の老舗蔵元「麒麟山酒造株式会社」があります。
麒麟山酒造では、毎夏になると暑い夏にピッタリな爽やかテイストの吟醸酒「麒麟山 限定吟醸 夏酒」の販売を始めます。

今回は、うだるような暑さを涼しく切り抜けたいという方にオススメの夏酒「麒麟山 限定吟醸 夏酒」をご紹介します。

麒麟山の名前の由来とは?

1843年創業の老舗蔵元「麒麟山酒造株式会社」は、阿賀町に聳える名峰・麒麟山にちなんで命名されたと言われております。

ですが、創業当時は“神様からの恵みの酒“という意味を込めて「福」の文字と井戸から湧き出る豊かな水への敬意を表す「井」を合わせた「福の井」という銘柄で販売していたと言います。

現在の「麒麟山」という名へ変更されたのは、1882年のことであり、古代中国にて“聖人の出現を知らせる前触れとして現世へあらわ得る”という聖獣・麒麟にあやかり、“飲んで頂いた方々にも幸せが訪れますように”という想いを込めて、現在の名になったそうです。

「麒麟山 限定吟醸 夏酒」の紹介

麒麟山酒造より、毎夏販売されている夏季限定の日本酒「麒麟山 限定吟醸 夏酒」は、新潟県産のお米を60%まで丹念に磨き上げ、スッキリ爽やかな吟醸香が薫る軽快な味わいのお酒として有名です。

夏にピッタリな清涼感のある心地良い口当たりと麒麟山らしい幾重にも重ねられた澄み切った旨味は、今が旬の海鮮類との相性抜群です。
「麒麟山 限定吟醸 夏酒」は、可憐な牽牛花をラベルとひとしおに鮮やかで深いヴェネチアンブルーのボトルの美術品のように美しいデザインボトルに詰められており、飲み終わった後はインテリアとして活用することができます。

「麒麟山 限定吟醸 夏酒」は、視覚・嗅覚・味覚といった五感を楽しませてくれますので、女子会やホームパーティ、帰省の際の手土産にオススメです。

この夏、飲み比べを楽しみたい方にオススメ!「麒麟山 カラーボトルシリーズ」

麒麟山酒造では、飲み比べが楽しめる「カラーボトルシリーズ」という日本酒が販売されています。

今まで、ブルーボトル・ブラウンボトル・グリーンボトル・ブラックボトルの全4種類だったのですが、なんと2015年6月より新たにホワイトボトルが加わり、全5種類のカラーボトルシリーズが販売されています。

猛暑が続く今の時期は、冷やすと美味しいブルーボトルもしくは、ホワイトボトルがオススメですが、たまには燗をつけたいという方は温冷どちらにも対応できるブラウンボトル、お米の味わいを堪能したいという方はグリーンボトル、飲み飽きせずに食中酒としてお酒を楽しみたい場合はブラックボトルがオススメです。

ちなみに、ブルーボトル=純米大吟醸酒・ブラウンボトル=純米吟醸・グリーンボトル=純米・ブラックボトル=本醸造・ホワイトボトル=大吟醸生酒となっております。

今回はオススメの夏酒「麒麟山」の紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

麒麟山では、夏季限定で「麒麟山 限定吟醸 夏酒」を販売しておりますが、10月から11月の晩秋にかけて三年熟成大吟醸「麒麟山紅葉 大吟醸」が発売されますので、麒麟山がお気に召した方は、この機会に秋季限定の日本酒も購入してみてはいかがでしょうか。

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