オススメ夏酒6選

この夏、大切な人と飲みたいオススメの夏酒をご紹介!

今年も暑い夏がやってきました!

温暖化の影響もあり、気温が35度を超える猛暑日が続くなか、炎天の下、一生懸命働いていらっしゃる社会人の方々にとって、仕事終わりに飲むキンキンに冷えたお酒は“生命の水”と言っても過言ではありませんよね。

ですが、毎日ビア・ガーデンや居酒屋へ足を運んでいては、お財布の中身も寂しくなってゆくばかり…。

たまには、奥様や恋人、気の許せる友人たちとお酒を持ち寄って自宅で暑気払いをするのも一興です。
そこで、今回はこの夏、大切な人と飲みたいオススメの夏酒をご紹介します。

長良川 スパークリング (吟醸生にごり)

岐阜県各務原市蘇原伊吹町にある「長良川 蔵元小町酒造」では、夏酒として、自然発泡のスッキリ爽やかな優しいしゅわしゅわ感が堪らない泡吟にごり「長良川 スパークリング (吟醸生にごり)」を販売しています。

長良川 スパークリング (吟醸生にごり)の魅力は、にごり酒ならではのドロッと感が一切感じられず、とっても爽快な飲み口とほんのりと感じられるスッキリとした甘みのある味わい、そして、瓶内二次発酵によって生きたしゅわしゅわ天然微発泡の刺激が、まるでスパークリングのようで日本酒初心者でも安心して嗜むことができるところです。

また、にごり酒は飲み方によって様々な楽しみ方ができますので、飲み飽きすることなく、最後まで美味しく召し上がることができます。
ただし、開封時に吹き零れる可能性がございますので、瓶を振る前にゆっくりと1度栓を開け、内部のガスを抜いてから嗜むようにしましょう。

手取川 純米辛口「夏」

石川県白山市安吉町にある1870年創業の「株式会社吉田酒造店」では、日本三霊山のひとつである霊峰・白山より、加賀平野を抜けて日本海へとそそぐ手取川があります。吉田酒造店では、お酒の命とも言える“水”に、この手取川の水を用いており、その川の名前「手取川」を酒名にしています。

澄んだ美しい空気と純粋な伏流水に恵まれた手取川扇状地にある吉田酒造店で醸されるお酒は、穏やかな香りとキレの良さ、そして、お米の旨さを残しつつ喉越しの良さを持っており、日本酒初心者の方でも比較的飲みやすいお酒と言えるでしょう。

また、日本酒愛好家のあいだでは、飲み飽きしない酒として知られており、贈り物として購入される方も多いそうです。

銘酒「手取川」を醸す吉田酒造店では、夏に楽しんでもらう日本酒・夏酒として「手取川 純米辛口 夏」の販売が始まりました。“日本の豊かな四季をお酒を通じて感じてほしい“という思いから誕生した「手取川 純米辛口 夏」は、1口目はサラリとした後に残らない喉越しが感じられるのですが、2口目は芳醇なお米の旨味が口内に広がり、後を引く旨さを感じることができます。あまりの旨さに、ついつい飲み過ぎてしまうという方も多いそうですよ。

猛暑が続く今の時期のピッタリな爽快酒ですので、お盆に帰省する際の手土産としていかがでしょうか。

フトモヰ「夏純米吟醸」

山形県酒田市麓字横道にある1894年創業の老舗蔵元「麓井酒造(株)」では、この夏「夏純米吟醸」が販売されました。夏純米吟醸は、清涼感溢れるスッキリテイストな夏向け清酒であり、山形県のご当地酒米・出羽燦々を55%まで磨き上げ、細身で颯爽としており、一定の柔らかさを併せ持つ特性を最大限生かして醸されたお酒です。

麓井酒造の“麓井”とは、東北地方屈指の高さを誇る名山・鳥海山の麓にあることから、かつてこの地が「麓村」と呼ばれていたこと、そして創業のきっかけとなった井戸水と酒井家の「井」を掛け合わせて命名されたと言われています。麓井酒造では、創業当時から普通酒から吟醸酒の大半を生?造りで造られており、多種多様な有機酸によって深い味わいを愉しむことができると日本酒愛好家の方々から定評があります。

タイプにもよりますが、幅広い温度で日本酒を楽しむことができますので、この機会に1本いかがでしょうか。

國権 純米原酒「夏」

福島県南会津郡南会津町田島字上町甲にある1822年創業の老舗蔵元「国権酒造株式会社」といえば、醸造されている全ての日本酒が特定名称酒のみというこだわりの酒造りを行っていることで知られており、平均精米歩合は57%、厳選された酒造好適米と地元・奥会津の清冽な水を仕込み水に使用し、お米・麹・酵母をはじめとした、酒造り全ての素材や工程に拘泥を持ち、全身全霊を注いで丁寧に仕込んでいます。

そんなこだわりの酒造りを行っている国権酒造の夏酒「純米原酒 夏」は、スッキリとした爽やか系の日本酒が多いなか、「夏だからこそ原酒を飲んで頂きたい!」という強い想いから誕生した清酒であり、常温・冷や・ロックと幅広い飲み方ができると人気を集めています。

原酒なので日本酒初挑戦の方の場合、やや抵抗があるかもしれませんが、甘味と酸味のバランスが絶妙で、スパイスの効いた辛い料理との相性が抜群です。また、心地良いキレ味を最後に感じることが出来ますので、1度飲んだらクセになります。

暑い夏こそパンチの効いたお酒が飲みたいという方にオススメの夏酒と言えるでしょう。

別誂 雅山流 「純米大吟醸生 夏しぼり」

山形県米沢市大字竹井にある明治3年創業の老舗蔵元「有限会社 新藤酒造店」が醸す「雅山流」は、ここ数年、専門家や蔵元のあいだでぐんぐんと評価を上げている、いま最も注目を集めている清酒のひとつです。

雅山流とは、「山は動かぬもの、水は流れるもの」という固執した考えに捉われないようにという思いから命名された銘柄です。

近年「地酒」という意味を誤って認識している方々も多く、新藤酒造店では“本物の地酒、人の求める酒”をコンセプトに、山形県オリジナル酒造好適米の出羽燦々を自社田にて生産を始め、蔵主自らの手で酒造りを行っています。

さて、そんな人気急上昇中の新藤酒造店より、この夏、出羽燦々を50%まで磨き上げ、夏に搾ったしぼりたてのお酒「別誂 雅山流 純米大吟醸生 夏しぼり」が販売されました。

ブルーの朝顔がデザインされた涼しげなボトルに搾りたての日本酒を詰め込んだ、外側も内側も夏仕様の特別バーションの「別誂 雅山流 純米大吟醸生 夏しぼり」は、華やかな香りと搾りたてのフレッシュさ、そして、なにより飲んだときの抜群の清涼感が堪りません!

日本酒愛好家をも唸らせる高品質な純米大吟醸生酒をこの機会に味わってみてはいかがでしょうか。

明鏡止水 純米「日本の夏」

長野県佐久市茂田井にある1889年創業の老舗蔵元「大澤酒造」は、“一点の曇りの無い鏡、揺るぎの無い水面”という意味を込めて醸したお酒に「明鏡止水」と名付けました。

大澤酒造が醸しているお酒のほとんどが高級酒に用いられる酒造好適米であり、精米歩合も高めなので、キメ細やかな味わいが愉しめます。
邪念が無く、静かに澄んだ心境という名に相応しい日本酒を醸す大澤酒造ですが、毎夏販売される夏酒「明鏡止水 純米 日本の夏」は、郷愁漂う懐かしい味わいを持つお酒であり、今風の派手さは一切感じられず、ひと口飲む度に緊張が解けて、心に安らぎを与えてくれます。

また、明鏡止水 純米 日本の夏は、毎年ラベルのデザインが変わることでも知られており、2015年はとうもろこしを美味しそうに食べる少年が描かれた懐かしい田舎の風景だったのですが、今年は田舎の夏を描いた美しい自然の風景となっています。

淡い酒の香りとまろやかな口当たりで爽快な味わいを持つ「明鏡止水 純米 日本の夏」は、後味も潔く、しっかり冷やしてもお米の旨味が感じられる最高の1本です。

帰郷される際の手土産にいかがでしょうか。

今回はこの夏、大切な人と飲みたいオススメの夏酒をご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

ご紹介させて頂いた夏酒は、ほんの一部であり、他にも「白瀑 純米吟醸(山廃) 山本」や「八海山 特別純米原酒」、「一喜 純米吟醸生 夏にごり」など夏にピッタリなお酒はたくさんございます。

この機会に1本夏酒を購入し、大切な方と真夏の夜を優雅に過ごしてみてはいかがでしょうか。

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