東北地方宮城・山形・福島で行われる日本酒イベントをご紹介します。
宮城県で開催されている日本酒イベント
純米酒の醸造比率がとても高い宮城県では、酒米ではなく、ササニシキなどの食用米を使用した日本酒造りを推進している珍しい県です。
宮城県の酒造りは南部杜氏の影響を色濃く残しており、淡麗辛口が主流なのですが、最近では濃醇甘口の日本酒なども続々と誕生しています。
宮城県といえば、やはり仙台伊達家勝山酒造の「勝山」や佐浦の「浦霞」などが有名ですよね。
では、米処である宮城県で開催されているオススメの日本酒イベントをご紹介します。
みやぎ純米酒倶楽部 「穣りの宴」
[開催日時]
11月4日 (金) 19:00~21:00
[場所]
宮城県仙台市青葉区上杉 「勝山館」
[参加方法]
事前申し込み制ですので、当日券の販売は一切ありません。
また、参加費用5,400円 (消費税込)/人は郵便振り込みによる前払いとなります。
1度振り込んでしまうと返金不可能ですので、事前に予定を確認してから振り込みましょう。
[内容]
みやぎ純米酒倶楽部「穣りの宴」は、宮城県酒造組合主催の日本酒イベントです。
宮城県内の蔵元自慢の純米酒を勝山館の絶品料理と共に味わうことができます。
料理はチケット制ですので、当日はちょっぴり多めにお財布に入れて置くことをオススメします。
参考サイト:日本酒サポーターズ倶楽部
山形県で開催されている日本酒イベント
宮城県とは異なり、吟醸酒醸造比率の高い山形県では、「山形酵母」といった独自酵母と山形県産オリジナル酒造好適米「出羽燦々」「出羽の里」などを使用した地酒がとても有名です。
個性豊かな酒蔵が点在する山形県といえば、やはり出羽桜酒造の「出羽桜」や小嶋総本店の「東光」などが有名ですよね。
そんな山形県の魅力溢れる日本酒を堪能できるオススメの日本酒イベントをご紹介します。
KURATOMO 日本酒コン
[開催日時]
10月18日 (日) 12:00~15:00
[場所]
東京都豊島区西池袋3-27-3 s&kビル「@KURANDO SAKE MARKET池袋店」
[参加方法]
参加費用 男性6,500円 / 女性5,000円
男性20歳~49歳、女性20歳~49歳までの独身限定です。
※9月中に申し込むと、早割特典が適用されるため、参加費用が500円割引となります。
[内容]
今年で3度目となる山形県で人気急上昇中の蔵元「秀鳳酒造場」をはじめ、@KURANDO SAKE MARKET池袋店自慢の日本酒を味わうことができる日本酒好きの男女をターゲットにしたイベントです。
参加人数は60名と非常に少ないのですが、毎年多くの方々が参加しており、山形県の銘酒と山形県産のおつまみを味わいながら楽しい時間を過ごすことができます。
このイベントには、山形県の蔵元や日本酒好きの男女の出会いを通して、多くの方々に山形県の魅力を伝えるという狙いがあり、このイベントを境に山形県の地酒に興味を持った方や日本酒の虜になってしまった方もたくさんいます。
山形県の芋煮や米沢牛、お漬物などを食べながら、山形県の美酒を味わえるステキな時間ですので、この機会に参加してみてはいかがでしょうか。
参考サイト:KURAMOTO
福島県で開催されている日本酒イベント
山廃や生酛造りにこだわりのある東北6県のひとつ福島県では、平成担って開発された「うつくしま夢酵母」の誕生により、近年は山廃や生酛造りだけではなく、吟醸酒も注目を集めています。
飲み口のキレイな柔らかい日本酒を味わいたいという方にオススメです。
福島県といえば、やはり廣木酒造本店の「飛露喜」や会津酒造の「会津」などが有名ですよね。
そんな福島県で開催されているオススメの日本酒イベントをご紹介します。
ふくしま地酒の陣 2016
[開催日時]
11月18日 (金) 17:00~20:00
11月19日 (土)・20日 (日) 11:00~20:00
[場所]
福島駅東口前 中合ツイン広場 全天候型特設大型テント内
※暖房完備の特設テントのため、雨天決行
[参加方法]
参加者の方は1つ500円のぐい飲みを必ず購入してください。
各日定員200名限定となっておりますので、イベントに参加する予定の方はお早めに会場入りすることをオススメします。
[内容]
福島県の地酒をぐい飲みとワイングラスで堪能することができるオシャレなスタイルの日本酒イベントです。
福島県の日本酒イベントでは、11月20日 (日)限定で「ミニ杉玉作り」に参加することができますので、日本酒好きな方だけではなく、家族連れやお酒の飲めない方でも十分楽しむことができます。
「ふくしま地酒の陣2016」では、ウエルカムドリンクとして飲食店限定酒「奥の松 通」を味わうことができますので、この機会に福島県の銘酒「奥の松」の魅力を肌で感じてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、こちらのイベントでは様々な料理も提供されており、料理だけを楽しみたいという方は、料理代金以外一切お金がかかりませんので、誰でも気軽に参加することができるのも魅力となっています。
参考サイト:ふくしま地酒の陣
今回は青森県・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・福島県の東北6県で開催されている日本酒イベントについてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
最後にもうひとつご紹介したい日本酒イベントがあります。
それは「東北六県、蔵元が魂をひとつに」というコンセプトのもと、東北地方133社の蔵元が一堂に会して行われた「東北六県 魂の酒祭り2015~東北sakeフェスタ2015~」です。
東北地方全ての県から集められた500銘柄を越す銘酒を堪能することができるこのビックイベントは、2011年3月に発生した東日本大震災の復興を支援してくださった方々に感謝の気持ちを込めて行われ、多くの日本酒愛好家たちのあいだで話題となりました。
※ご紹介させて頂いた日本酒イベントは、毎年開催されているものと記念として催されたものなど様々ですので、今年は参加できなかった方は、気になったイベントの主催者が運営されている公式ホームページをこまめにチェックされることをオススメします。