日本有数の酒処として知られる広島県では、西条をはじめ県内各地に60近い蔵元が存在します。
豊かな土地で育まれる県内産酒米「八反」や「八反錦」、穏和な気候、そして広島県オリジナルの清酒酵母「広島21号」と「せとうち21号」など広島県の魅力をギュッと詰め込んで醸される日本酒は、明確な甘みとなめらかな味わいが楽しめるため、老若男女問わずたいへん人気があります。
広島県といえば、やはり賀茂鶴酒造の「賀茂鶴」や相原酒造の「雨後の月」などが有名ですよね。
広島県では、軟水醸造法が生み出され、柔らかな口当たりと芳醇な旨味に富んだ独特な味わいが特徴な“広島酒”が、初めて日本酒の世界に飛び込む方にとっては、他のお酒との違いがよく分からないですよね。
そこで、広島県内の蔵元が一堂に集結し、試飲などが出来るオススメのイベントをご紹介します。
広島県で開催されている日本酒イベント
広島の酒祭り
[開催日時]
10月1日 (土) 17:00~20:00
[場所]
アリスガーデン
広島県広島市中区新天地 (広島パルコ周辺)
[参加方法]
「きき放題1,000円」または「5杯で500円」のどちらかを選択し、専用のプラスチックカップで利き酒を楽しむことができます。
当日はたいへん混雑しますので、参加希望の方はお早めに会場入りされることをオススメします。
[内容]
広島の酒祭りは、10月1日の「日本酒の日」に開催される日本酒イベントです。
会場には串焼きやおでんなどの屋台がずらりと並んでおり、仕事帰りにふらりと立ち寄ったビジネスマンや国内外の観光客など様々な人が広島県の地酒を楽しんでいます。
広島県の地酒を堪能したり、お酒を飲みながらコミュニケーションを取ったり、酒と料理のマリアージュを楽しんだりと様々な飲み方が出来るのも嬉しいですよね。
広島県のお酒を飲んだことのない方は、この機会に「きき放題1000円」を支払って広島県内44蔵元自慢の日本酒を利き比べて、あなたに合うお酒を探してみてはいかがでしょうか。
山口県で開催されている日本酒イベント
徳山・萩を中心に県内各地におよそ40近い蔵元が存在する山口県では、県内産酒造好適米「穀良都」や「西都の雫」や山口県オリジナルの清酒酵母「やまぐち桜酵母」などを用いた日本酒が作られています。
山口県といえば、やはり旭酒造の「獺祭」や八百新酒造の「雁木」などが有名ですよね。
山口県の日本酒は地産地消を目的とした清酒造りが行われており、地元産の酒米・水・酵母にこだわっています。
また、今まで山口県では濃醇旨口の伝統的な味わいが人気だったのですが、最近では繊細で軽快な味わいの日本酒もじわじわと注目を集めています。
では、山口県の新旧2つの日本酒を堪能することができるオススメの日本酒イベントをご紹介します。
やまぐち地酒維新 番外編!!
[開催日時]
6月17日 (金) 16:00~20:00
※受付開始は15:30からとなります。
[場所]
東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館12F カトレアサロンB
[参加方法]
前売り券1,500円、もしくは、当日券2000円を購入することで参加することが可能です。
ただし、定員500名を超えてしまうと参加することができませんので、ご注意ください。
※前売り券はチケット購入サイト「e+」にて購入することができます。
[内容]
山口県下20蔵元が集結する「やまぐち地酒維新 番外編!!」では、通常飲むことが出来ない特別な清酒や山口県オリジナル酒造好適米「西都の雫」を用いて醸された地酒を蔵元たちと会話を楽しみながら堪能することができる日本酒イベントです。
参加されている蔵元のなかには、八百新酒造や旭酒造などの名前も挙がっており、山口県の銘酒を心ゆくまで味わうことができます。
チケットを購入すると500mlのミネラルウォーターが付いてきますので、次の1杯も美味しく飲むことができます。
山口県のお酒を飲みたいと思っている方や日本各地の地酒を味わってみたいという方は、この機会に参加されてみてはいかがでしょうか。
参考:山口県酒造組合
今回は広島県と山口県で開催されている日本酒イベントについてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
中国地方では各県で様々な日本酒に関するイベントが催されておりますので、気になった方は主催者公式ホームページにて詳細を確認されることをオススメします。
また、ご紹介させて頂いたイベントは既に終了しておりますので、次回の開催に関する情報も主催者公式ホームページをこまめに確認されることを強くオススメします。