木曽川・長良川・揖斐川ならびに飛騨高山周辺におよそ50の蔵元が存在する岐阜県では、飛騨地方と美濃地方で日本酒の味わいが大きく異なり、飛騨地方は淡麗、美濃地方は豊醇となっています。
1県で全く異なる味わいの日本酒が楽しめるのは岐阜県の他にないのではないでしょうか。
岐阜県の高山地方の栽培に適している岐阜県産酒造好適米「ひだほまれ」の清酒や近年誕生した「G (岐阜)酵母」を用いた吟醸酒などは日本酒愛好家や地酒ファンのあいだでも高評価となっています。
岐阜県といえば、やはり岩村醸造の「女城主」や小町酒造の「長良川」などが有名ですよね。
そんな岐阜県の銘酒を味わうことができるオススメの日本酒イベントをご紹介します。
岐阜県の日本酒イベント
岐阜の酒 岐阜の地酒に酔う2016
[開催日時]
・7月24日 (日) 東京都 13:00~16:00
・7月31日 (日) 大阪府 13:00~16:00
・8月28日 (日) 岐阜県 13:00~16:00
[場所]
東京都 | 東京都千代田区一ツ橋2-1-1 如水会館2F「スターホール」 |
大阪府 | 大阪府大阪市中央区大手前1丁目7番地31号 大阪マーチャンダイズ・マート「D.G.G2ホール」 |
岐阜県 | 岐阜県岐阜市橋本町1丁目10番地11 じゅうろくプラザ5F 大会議室・小会議室 |
[参加方法]
東京都・大阪府・岐阜県いずれの会場も事前申し込み&前払いで3,500円/人支払うことで参加することができます。
※どの会場も申し込み期限は7月14日 (木)となっておりますので、事前に予定を確認してから申し込みましょう。ただし、申し込み期限前に定員に達してしまった場合、終了となりますので、余裕を持って申し込みましょう。
[内容]
岐阜県酒造組合連合会主催の「岐阜の酒 岐阜の地酒に酔う2016」は、岐阜県自慢の日本酒を試飲できるイベントです。30以上ある蔵元が参加しており、大吟醸酒から普通酒まで好きなものを試飲することができます。
料理は立食ビュッフェ形式でお酒との相性を考えて軽めのものとなっています。
チケット代が3,500円とちょっぴり高めと感じる方もいらっしゃると思いますが、蔵元自慢の日本酒と絶品の料理を堪能しながらイベントを楽しむことができますので、実はとってもお得なイベントとなっています。
仕込み水も用意されているのですが、開始1時間ですっからかんとなってしまうため、仕込み水を飲みたいという方はお早めに!
参考:岐阜県酒造組合連合会
福井県で開催されている日本酒イベント
ミネラルを豊富に含む白山水系の水と酒造好適米「五百万石」の生産量全国2位を誇る福井県では、酒質は淡麗ながら、繊細で上品な味わいが楽しめる日本酒を醸すことで知られています。
福井県では淡い旨味を持つ越前ガニをはじめ、若狭産の海産物との相性を考えて日本酒造りを行っているため、数多くの銘酒を生み出しています。
福井県といえば、やはり黒龍酒造の「黒龍」や吉田酒造の「白龍」、加藤吉平商店の「梵」などが有名ですよね。
数多くの銘酒を世に送り出している福井県では様々な日本酒に関するイベントが催されておりますが、その中でも特にオススメのイベントをご紹介します。
秋の地酒フェスタ
[開催日時]
9月13日 (日) 12:00~16:00
※最終入場時刻は15:30となります。
[場所]
福井県福井市田原1-13-6 福井フェニックス・プラザ 大ホール
[参加方法]
前売り券もしくは当日券を購入することで誰でも参加することが可能です。
前売り券 | 3,500円/人 (1,000円の金券付き)・ペア券:6,500円/人 (2,000円の金券付き) |
当日券 | 4,000円/人 (1,000円の金券付き)・ペア券:7,000円/人 (2,000円の金券付き) |
※プレミアムクラブ会員の方は500円割引となります。
前売り券の販売数が定員に達してしまった場合、当日券の販売が行われない可能性がありますのでご注意ください。
どちらのチケットにも福井県酒造組合公式ロゴ入りおちょこがプレゼントされます。
[内容]
月刊うらら編集室主催の「秋の地酒フェスタ」は、福井県酒造組合協力のもと開催されている日本酒イベントです。
このイベントには、福井県内にある27蔵元が参加しており、うち21蔵が来場し、参加者に自慢の逸品を注いでくれます。
ひやおろしをメインとするおよそ80種類の地酒の数々を一口サイズのおちょこに注いで頂けるため、あなたの好みに合う福井県の地酒が必ず見つかるようになっています。
また、陰暦9月9日は「重陽の節句」であり、平安時代の頃より不老長寿の薬とされてきた菊の花を浸した“菊酒”を味わうことができるのも「秋の地酒フェスタ」の楽しみのひとつとなっています。
秋の地酒フェスタでは、数量限定で憧れの高級ラインを有料で嗜むことができる企画も用意されておりますので、日本酒愛好家の方や地酒ファンの方にとっては堪らないのではないでしょうか。
ちなみに、高級ラインはイベントに参加した方のみが知ることができるシークレット要素ですので、気になった方は参加してみてはいかがでしょうか。
参考:秋の地酒フェスタ
長野県で開催されている日本酒イベント
幅広い世代の方々から愛された2016年話題のNHK大河ドラマ「真田丸」の舞台となった長野県では、千曲川・天竜川・姫川流域を中心に県内各地におよそ80の蔵元が存在します。
美山錦・金紋錦・たかね錦などの県産酒造好適米や吟醸酒用に開発された「アルプス酵母」、そして日本アルプスの名水を用いて醸される長野県の地酒は、濃醇甘口タイプの高品質な日本酒として多くの日本酒愛好家や地酒ファンたちから愛されています。
長野県といえば、やはり湯川酒造店の「木曽路」や豊島屋の「豊香」などが有名ですよね。
では、長野県の銘酒を堪能できるオススメの日本酒イベントをご紹介します。
2016長野の酒メッセ
[開催日時]
10月13日 (木)
- 酒販店・飲食店の方:14:00~19:30
- 一般の方:15:00~19:30
※酒販店・飲食店の方々と一般の方では入場時間が異なりますのでご注意ください。
[場所]
ホテルメトロポリタン長野3F「浅間の間」
[参加方法]
当日受付にて参加費2,000円 (税込)を支払うことで、誰でも参加することが可能となっています。
酒販店・飲食店の方は名刺を2枚必ず持参し、受付にてお渡しください。
また、参加費用は2,000円ですが、前売り券購入で500円割引、一般来場者の場合、公式ホームページの画像をプリントアウトして持参すると500円割引、DMをお持ちいただくと500円割引、和服で参加すると500円引き (浴衣は対象外となります。)、DM持参+和服での参加の場合、1,000円割引など様々な条件をクリアすることで割引することができますので、誰でもお得に参加することができます。
[内容]
長野の酒メッセは、4月に大阪府、5月に東京都でも開催しており、なんと今年はホームグラウンドである長野県でも開催することになりました。
信州清酒の最大祭典となるこのイベントは、多くの信州清酒愛好家の方々の支えもあって、今年で22回目を迎えることになりました。
長野の酒メッセでは、長野県内にある蔵元自慢の銘醸酒を500点が一堂に集結するため、長野県の地酒に興味はあったけど、なかなか手が出せなかったという方もこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。
長野の酒メッセに参加すると、来場者全員にオリジナルおちょこがプレゼントされます。
また、地元作家の酒器販売や長野県原産地呼称管理制度認定酒のお披露目、蔵元のオススメの逸品の販売なども行われますので、このイベントは要チェックです。
参考:長野県酒造組合
今回は中部地方で開催されているオススメの日本酒イベントをご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
新潟県・山梨県・富山県・静岡県・愛知県・石川県・福井県・長野県の9県全てで魅力的なイベントが毎年開催されています。
ご紹介させて頂いたイベントの多くが既に終了しておりますが、次回の開催も予定されておりますので、気になった日本酒イベントがござましたら、公式ホームページより詳しい日程を確認されることをオススメします。