7月7日は五節句のひとつである「七夕」ですが、7月7日頃は二十四節気の「小暑」と重なることがあるため、暦の上では本格的な夏の始まる日でもあります。
そのため、小暑の初候は「温風至」であり、梅雨明けを迎えた地域に夏の温かい白南風 (しらはえ)が吹き、どんよりと沈み込んだ気持ちを真っ白な光で晴らしてくれるようです。
そんな白南風を肌で感じながら、ひんやりと冷えた日本酒を嗜むのは、日本人にとって至福の時間となることでしょう。
そこで、今回は本格的な夏のはじまりである七夕の夜にオススメの日本酒「GOZENSHU 9NINE」をご紹介します。
若い世代にオススメ!9名の蔵人が醸した革新的な日本酒「GOZENSHU 9NINE」
岡山県真庭市にある1804年創業の老舗蔵元「御前酒蔵元 辻本店」は、三浦藩御用達の献上酒「御膳酒」の銘を受け、一般向けに「萬悦」という銘柄で親しまれてきた蔵元です。
辻本店のある岡山県北部は、古くから「うまさけの国」として知られており、寒冷な気候と良質な酒米、そして水の3つが揃っており、たいへん酒造りに適した環境であったため、今もなお地元産の酒米や水、そして代々受け継がれる地元の技で1つ1つ丁寧に醸し、大勢の日本酒愛好家たちを唸らせています。
さて、そんな御前酒蔵元 辻本店では、岡山県を代表する酒造好適米「雄町」と試行錯誤の末に誕生した蔵独自の「菩提? (別名:水?)」を使い、9名の若い蔵人たちが造り上げた若い世代に向けた革新的な清酒「GOZANSHU 9NINE」は七夕の夜にピッタリなフレッシュで爽やかなお酒として流行に敏感でオシャレな20代から30代の方々からたいへん人気があります。
現在GOZENSHU 9NINEには、通年商品の清新なグリーンのレギュラーボトルをはじめ、冬季限定の純白なホワイトボトル・夏季限定のスッキリと晴れ渡った青空のようなブルーボトル・秋季限定の上品なブラックボトルなど全9種類販売されています。
今回は白南風の温かな夜風を感じながら、軽やかで心地良い飲み口を持つ「GOZANSHU 9NINE スパークリングボトル」でちょっぴり早めの銷夏を楽しんでみてはいかがでしょうか。
GOZENSHU 9NINEスパークリングボトルは、岡山県産の雄町と過ぎ去った古い時代から伝わる製法「菩堤?」を用いて、若い蔵人たちが丹精込めて醸したスパークリング純米酒です。
雄町は大粒で心白発現率が高く、心白が大きくて軟質のため、高精米が非常に難しいのですが、溶けやすく濃醇で幅のある個性豊かな味わいが楽しめるため、明治時代より酒米の最優良品種として全国にその名が知れ渡り、今では全国各地で栽培が行われています。
そんな雄町を100%使用し、65%まで丁寧に磨き上げて醸したGOZENSHU 9NINEスパークリングボトルは、お米の甘みと天然の乳酸菌由来のほどよい酸味が絶妙な調和を生み、プチプチしゅわしゅわと清々しくさっぱりとしたお酒に仕上がっています。
GOZENSHU 9NINEスパークリングボトルのオススメの飲み方は冷蔵庫でしっかり冷やして飲むことです。
どんなお料理やスイーツとも相性抜群ですので、様々な場面で召し上がることができるのも、この清酒の魅力でもあります。
また、夏季限定のGOZENSHU 9NINEブルーボトルは現存する日本最古の清酒製法と言われる菩堤?造りを用いて、搾りたての清酒を生の状態ですぐさま瓶に詰め、冷蔵保存で熟成させたとても繊細な生酒となっています。
雄町の濃醇な旨味がはっきりと清々しく感じられるお酒ですので、スパークリングボトルと共に真夏の銷夏法にいかがでしょうか。
さて、今回は七夕の夜にオススメの日本酒をご紹介させて頂きましたが、GOZENSHU 9NINEスパークリングは、生きた酵母が含まれておりますので、常温で保存してしまうと瓶が破裂してしまったり、栓が飛んで中身が噴出する場合がございます。必ず冷蔵庫で保管するようにしましょう。
また、飲用の際は、キャップを1度緩めて内部のガスを抜き、液面が急上昇しますので、すぐにキャップを閉め直し、液面が元の位置まで下がったのを確認したら、再度キャップを緩め、内部のガスが完全に抜けてからグラスへ注ぐようにしましょう。
辻本店の新感覚スパークリング純米酒で、本格的な夏を迎えたばかりの七夕の夜を涼やかに演出してみてはいかがでしょうか。