七夕にオススメの日本酒|DIAMOND AKATSUKI

「独眼竜」と称される仙台藩祖の伊達正宗公は、「まれにあふ こよひはいかに七夕の そらさへはるる あまの川かせ」や「七夕の 逢夜なからも 暁の 別がいかに 初秋の空」など七夕に関する和歌を八首詠んでおり、どの戦国武将たちよりも七夕行事を積極的に催していた人物でもあります。

そんな伊達正宗公は、無類の酒好きで知られており、二日酔いが原因で公務を欠席する際に家臣に、腹痛 (むつけ)のためと断りを指示したという手紙などが多数発見されています。
また、彼はたいへんな美食家でもあり、会食の際は献立を自ら指示して作らせていたと言われています。

さて、そんな彼に最高の日本酒を飲んで頂くために伊達家の御用商人を務めていた酒蔵が「仙台伊澤家 勝山酒造株式会社」です。

今回は七夕の夜を優雅に過ごすことができる伊達家御用達のオススメ日本酒「DIAMOND AKATSUKI」をご紹介します。

液体のダイヤモンドと称される世界一美しい日本酒「DIAMOND AKATSUKI」

宮城県仙台市泉区にある1688年創業の老舗蔵元「勝山酒造株式会社」は、現存する唯一の伊達家御用達酒屋です。
勝山酒造は伊澤屋八内氏が創業した酒蔵です。
彼は、源頼朝の命によって欧州征伐の際に事務方として東北へ派遣されたのですが、役目が終わった後、留守番役としてこの地に残され、「留守」という苗字に改めたそうです。
伊澤家は、留守氏の末裔であり、かつては磐城に住んでいたのですが、伊達正宗公の仙台開府の際に仙台に移ったと言われています。

仙台へやってきた伊澤家は、地主や金融業、どぶろくの製造を経て、清酒の製造を開始します。
幕末になると、城下町最大の酒蔵へと成長しており、仙台藩の御用酒屋となりました。

そんな勝山酒造では、極めて上等な日本酒を造るために、醸造哲学や理論、技術を余すことなく駆使し、兵庫県みらい産の最高ランクの山田錦を35%まで丁寧に美しく磨き上げ、麹造りや堅実で健全な並行複発酵を通して細やかで緻密な造りを行って完成したのが「DIAMOND AKATSUKI」です。

DIAMOND AKATSUKIは、遠心しぼりよりも、さらに稀少な極芯部分を低温で抽出し、高純度で奥の深いお米本来の旨味を瓶に封じ込めた美酒であり、まさに「ダイヤモンド」の名に相応しい至高の逸品です。

DIAMOND AKATSUKIは、仙台泉ヶ岳山麓の地下水を用いており、美人成分と呼ばれる天然シリカを豊富に含む硬度35度の軟水で、ふっくらとした柔らかくキレイな水質が特徴です。
そして、世界最高級と言われる兵庫県特A地区で生産されている「酒米の王様」こと山田錦を100%使用し、しっかりとした堅固な麹造りを行うため、糖化力に優れた糀を造り、遠心しぼりの技術によって低温で酒と酒粕を分離し、豊かにふっくらとした透明感のある清らかな酒質を生み出しています。

しかし、DIAMOND AKATSUKIは、その製法ゆえ、生産数が限られており、年間数百本とたいへん稀少な清酒となっています。ですので、七夕の日に飲みたいという方は、早めに購入されることをオススメします。

今回は七夕の夜にオススメの日本酒「DIAMOND AKATSUKI」をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
七夕の夜は、夜空に浮かぶ夏の大三角形を眺めながら、優雅なひとときを過ごしたいという方は、勝山酒造のDIAMOND AKATSUKIをグラスへ注いで、非現実的な日常を味わってみてはいかがでしょうか。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする