七夕にオススメ風の森 秋津穂純米 夏の夜空

五節句のひとつである七夕は、古来日本では、サトイモの葉のすぼみに溜まった夜露を集めて墨をすり、梶の葉に歌をしたため、神聖な笹竹に飾り、歌や筆の上達を祈願していたそうです。
当時は歌や筆の巧者であることがステータスでもあったため、七夕の日は男女の恋愛を詠ったものが多かったと言います。

現在ではカラフルな短冊に思い思いの願いごとを書いて、笹竹に飾って星々に願いを叶えてもらうというイベント色の強い行事となりつつあります。

さて、そんな七夕ですが、近年、折り紙で作った可愛らしい七夕飾りや願いごとを書いた短冊が飾られた笹竹は、若い世代の方々からオブジェとして人気があり、この一夜限りのオブジェを囲んで、家族や恋人、友人たちを自宅に招いて盛大な七夕パーティを開催する方々もいらっしゃいます。

そこで、今回は七夕の夜にパーティを開催する際にオススメの日本酒「風の森 秋津穂純米 夏の夜空」をご紹介したいと思います。

いつでもフレッシュな搾りたての味わいが楽しめる日本酒「風の森 秋津穂純米 夏の夜空」

奈良県御所市にある「油長酒造」は、元々大和平野にて生産されていた菜種を用いた製油業を営んでいたのですが、1719年より酒造業に転じ、以来酒造り一筋で今日までやってきた老舗酒蔵です。

御所市は、大阪府と奈良県の県境に峙つ金剛葛城山系の麓にあり、豊かな自然の恩恵を享受することができる非常に酒造りに適した立地となっています。
油長酒造では、葛城山麓一帯の地下にある岩盤をくぐり抜けてきた清冽な水を仕込み水に使用しており、代々伝わる伝統の技を継承しながらも、現代人の嗜好の変化に合わせた酒造りを行っています。

油長酒造といえば、超低温・長期醪で醸した「風の森」が有名で、お米と米麹の旨味と酸味の絶妙な調和を通年通して味わえるよう、風の森シリーズ専用の蔵を用意し、醪を搾った後にフィルターやメッシュなどを通す濾過処理や火入れ殺菌や加水処理を一切行わず、垂れ口そのままの状態の完全なる無濾過生原酒を瓶詰めしています。

また、全ての風の森が、上槽の際、最後に流れ出る“責め”の部分を使用せず、最も華やかな香りと味わいを持っている一番おいしい部分のみを採取して瓶詰めされています。
そして、風の森シリーズは一切醸造用アルコールを使用せず造られており、協会7号酵母のみで醸造されているので、食前酒や晩酌用のお酒としてはもちろんのこと、食中酒としてもオススメの日本酒となっています。

さて、そんな風の森シリーズのなかで、今回七夕の日にパーティを開催するという方にオススメなのが、季節限定酒「風の森 秋津穂純米 夏の夜空」です。
厳冬期の朝に上槽された新鮮な風の森をそのまま夏にも味わってほしいという蔵元の強い思いによって誕生したこちらの日本酒は、気温30度を超える真夏の時期だからこそ、香り・旨味・酸味・キレの4つの絶妙なバランスを楽しめるように考えられて造られています。
そのため、醪の発酵時に生じる炭酸ガスがたっぷり含まれており、搾りたて直後の清々しいプチプチ感を堪能することができます。

夏の夜空は、溶存酸素が他の風の森と比べて極端に少ないので、酸化を最小限に抑えて生老ねの発生を抑制させており、いつでも搾りたての味わいを楽しむことができるようになっています。

上立ち香は清新で甘く、優しい果実の香りがふわりと感じられ、しゅわしゅわと心地良いガス感と共にほどよく熟成された旨甘な味わいがストレートに広がります。
風の森らしいマスカットのような芳醇でクセの無く、たいへん飲みやすくスッキリとした爽やかな風味を持つ日本酒となっています。
特にはんなりと感じる苦みと軽快で心地良い炭酸による後味は、たいへんキレが良く1度飲んだらクセになります。

夏の夜空は、日本酒が苦手な方、お酒が得意ではない方でも安心して飲むことができるため、大勢が集まる七夕パーティにオススメの1本です。

今回は七夕の夜にオススメの日本酒「風の森 秋津穂純米 夏の夜空」をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
油長酒造では、今年も夏の夜空を販売する予定ですので、昨年完売していて飲むことが出来なかった方や風の森に興味を持って頂いた方は、是非この機会に1つ購入し、七夕の夜を楽しく過ごしてみてはいかがでしょうか。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする