七夕にオススメ酒々のはさらさら 特別純米

現存する日本最古の歌集として知られる「万葉集」には、七夕に関する歌が多数掲載されており、そのほとんどが男女の恋を詠んだものとなっています。

現在では「サマー・バレンタイン」という名で、20代から30代の若い世代を中心に新しい七夕行事が行われており、七夕の日には、2人で浴衣を着てちょっぴり早めの夏デートに出掛けたり、アレンジで生まれ変わった素麺を肴に2人きりで晩酌を楽しむなど日本らしい粋な過ごし方をされている方々も大勢いらっしゃいます。

そんな七夕ですが、2人きりで晩酌を楽しむならば、ここはやっぱり我が国伝統の酒「日本酒」を嗜むのがオススメです。

そこで、今回は七夕の夜にオススメの日本酒「酒々のはさらさら 特別純米」をご紹介したいと思います。

蔵元重要行事・初呑み切りとして出荷される限定酒「酒々のはさらさら 特別純米」

岡山県浅口市にある1913年創業の「嘉美心酒造」は、酒蔵としては比較的若い蔵でありながら、酒造りに情熱を傾けており、酒銘にもなっている「嘉美心」には「身も心も清らかにして御酒を醸したい」という想いから「神心」と同音であるこの言葉を使ったと言われています。

嘉美心酒造は、昭和45年に建てられた「秘宝閣」と平成5年に完成した「渚の蔵」の2つの蔵を持っており、秘宝閣は、冬は清酒の仕込み蔵、夏は全館冷房の貯蔵蔵として使用されており、渚の蔵では酒米の洗米や蒸し、放冷、製麹といった清酒の原材料処理が行われています。

嘉美酒造は、温暖な瀬戸内気候のため、真冬のシーズンでも蔵内は摂氏4度で寒造りを行い、真夏のシーズンでは15度を越えないようにしっかりと貯蔵管理を行うなど徹底しており、平成25年に冷房設備を一新し、今まで以上の貯蔵環境を整え、低温で管理することができるよう、びん貯蔵場を新たに建設し、より良い熟成環境へ向けた取り組みが行われている蔵元です。

酒造りに並々ならぬ情熱を捧げる嘉美酒造では、5月末から6月の初夏あたりに酒蔵で行われる重要行事である「初呑み切り」を日本名門酒会主催のイベント「ささのはさらさら 初飲み切り」にて、酒屋さんやお酒のプロにテイスティングしてもらい、七夕の時期に最も飲み頃となる清酒を投票で決め、7月7日の前後に限定酒として販売される「嘉美心 酒々のはさらさら 特別純米」は、この時期オススメの日本酒として人気を集めています。

酒々のはさらさらは、初呑み切りイベントに参加した加盟店のみで販売されるたいへん稀少な日本酒であり、嘉美心酒造の代名詞である旨口タイプのお酒に仕上がっており、お米の口当たりの柔らかで淀みも一切ないスラスラとした流れるようなまろやかな味わいが楽しめます。

今年も日本名門酒会主催の「ささのはさらさら 初呑み切り」が開催される予定ですので、もしかしたら今年も嘉美心酒造の「酒々のはさらさら 特別純米」を味わえるかもしれませんね。

今回は七夕の夜にオススメの日本酒「酒々のはさらさら 特別純米」をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
酒々のはさらさらは極限られた酒店でのみ購入することが可能な限定酒ですので、今年こそは飲みたいという方は、日本名門酒会のホームページをこまめにチェックして販売店等を確認しましょう。

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